2011年5月20日金曜日

大野一雄さん

高校生のとき、NHKの番組で初めて大野一雄さんを知りました。
当時100歳近いご高齢で現役の舞踏家というのにもびっくりしたけど、その世界観というか異世界の生き物感に圧倒されて目が離せませんでした。


覚えてるのは、草原みたいな場所で演技をしてる場面。




草原までは車椅子で押されて行って演技中も椅子に座ったままだった。
白く塗った手と顔はくねくねと奇妙に動いていて、ピエロみたいな白い衣装を着た大野さんは目と口をしっかりと閉じたままひとりで違う世界に行ってるみたい。
途中空からは真っ赤な花びら、花びら、花びら………


こんな生き物がいたのか…!と思いました。
なにかイケナイものを見てしまっているような感覚だったけど白、緑、赤がとても鮮やかでした。
狂ってる感じだったけど、とてもきれいだったと思う。









最近まで忘れてたけど急に思い出したので。ご健在のときに一度生で観てみたかったな。
美しいと思ったものって本当に忘れてしまうことはないのね。
うーーーーーものつくるのに年とか関係ないっすわ! (脈絡なし)

2 件のコメント:

  1. なんだか少し原さんが頭をよぎったのはなんだろう。知らなかったわーこの方。
    最後の文章いいね^0^(脈絡なし)

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  2. 顔じゃね?
    あら、最後の文章?......ありがと。

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